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泡盛と健康

血栓を溶かす泡盛の効能

泡盛には血液をサラサラにする効果が期待できるといわれています。ほかのお酒を飲んだときよりも、泡盛や本格焼酎を飲むほうが、凝固した血液を溶かす因子(繊維素溶解酵素)であるプラスミンの量が増えるという研究報告がなされているのだそうです。

上の図でも分かるように、ウイスキー、ビール、ワイン、日本酒などに比べ、本格焼酎、泡盛がより繊維素溶解酵素活性を改善するというのです。この結果から、泡盛も、適度な量を飲むことにより、血液がサラサラになり血栓症(脳梗塞、心筋梗塞など)を防ぐことができることが示唆されています。
参考文献: 須見洋行:本格焼酎と泡盛・ヘルシーサイエンス、日本酒造組合中央会、2002

また、泡盛の製造には欠かせない黒麹菌にも大きな特性があり、この菌を用いて造られた酒には、ポリフェノールの一種であるカフェー酸が含まれるという報告があるそうです。
カフェー酸には、フリーラジカルを除去する作用があるとされています。フリーラジカルといえば、思いつくのが活性酸素。体内の多価不飽和脂肪酸を酸化し、過酸化脂質という有害な脂質を作り出したり、タンパク質や、遺伝子であるDNAを酸化することによって、細胞の機能を障害したり、発がんのきっかけを作ったりします。肝細胞内に蓄積した脂肪(いわゆる脂肪肝)が、活性酸素により過酸化脂質に変わることによって、肝硬変に至ることもあると考えられてもいるのです。日常的に高いレベルのフリーラジカルに曝されることによって、動脈硬化や糖尿病、腎不全、がんなどのリスクも高くなるといわれています。泡盛にカフェー酸がどの程度含まれ、これらの疾患の発症リスクを低下させる可能性があるかどうかは、今後の研究によって解明されることが期待されています。

参考文献: ○吉田貞夫(北中城若松病院)「泡盛から健康を考える~現代の健康問題と泡盛の持つ可能性~」 ○Yoshimoto M, Kurata-Azuma R, Fujii M, et al.: Phenolic composition and radical scavenging activity of sweetpotato-derived shochu distillery by-products treated with koji. Biosci Biotechnol Biochem. 68(12):2477-83, 2004 ○光吉博則、伊藤義人、岡上武:酸化ストレスの病態解析.非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)基礎・臨床研究の最新動向.日本臨床64(6): 1077-82、2006 ○桜井信子、飯塚徹、中山繁樹ほか:キクニガナ及びスギナより得られたカフェー酸エステルの血管平滑筋弛緩作用.薬学雑誌123(7):593-8、2003

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