全酒造所の泡盛932点を網羅
古酒とは


古酒表示されているものには50%以上の、3年以上熟成させた古酒が入っている。

泡盛の大きな魅力は、年月をかけて熟成させれば素晴らしい古酒に育っていくことです。沖縄では、甕やビンに入れて熟成させることを「寝かせる」とよく表現しますが、寝かせば寝かすほど香りも甘くなり、口に含んだときの舌触りもまろやかになります。その風味の芳醇さは、1853年に琉球国を訪れたペリー一行が、「まるでフランスのリキュール(ブランデー)のようだ」と表現したように、現代でも、世界的に評価されている年代物のウイスキーやブランデーと肩を並べることができるほどの名酒なのです。

では、泡盛はどれくらい熟成させれば古酒といえるのでしょうか。 現在の規定では、3年以上熟成させた泡盛が、全量の50%を超えていれば「古酒」と表記してよいことになっています。蒸留して3年未満の泡盛は「一般酒」と呼ばれ、いわゆる日常で手頃に飲める泡盛として幅広く流通しています。
つまり、「古酒」とだけ表記されている泡盛は、3年以上の古酒と一般酒のブレンドといえます。

一方で、古酒年数をしっかり表記した泡盛もあります。2004年6月から沖縄県酒造組合が実施した品質表示の自主規制により、古酒年数の表示が厳しく統一されていますので、このように年数が表示された泡盛は、少なくともその年数は確実に熟成されているという証明にもなります。

具体例をあげると、5年、7年など、はっきりと年数が表記された泡盛古酒は、その全量が100%以上、その年数の間熟成されたものではなくてはならないと規定されています。 5年古酒でしたら、その全量が5年熟成させた泡盛か、あるいは5年古酒にそれ以上の年数寝かせた古酒をブレンドしたものでなくてはなりません。 ブレンドした場合、常に貯蔵した年数が若い泡盛の方の年数を表示しなくてはならないのです。例えば、20年古酒に少量でも3年古酒がブレンドされていれば、そのお酒は「3年」としか表記してはいけません。 また、先にご説明した「古酒」の表記でも、3年以上の古酒が50%以上であればよいわけですが、その裏ラベルには「古酒80%」、「5年古酒40%、3年古酒35%、一般酒25%」というふうに、古酒の割合を表記してあれば、より消費者にとって分かりやすいものになります。

一般酒に10%以上50%以下の古酒をブレンドする場合、「混合酒」あるいは「ブレンド酒」と表記できますが、この場合も、「古酒○%」と混合率を裏ラベルで表記しなくてはいけません。
古酒を選ぶときには、裏ラベルの古酒混和率なども確認してみましょう。古酒年数が高ければ、それだけ素晴らしい泡盛古酒である可能性が高くなるわけですが、その風味は酒造所によって、またはブレンドによっても違います。お酒は嗜好品ですので、飲む人それぞれが好む味も千差万別。いろいろ飲み比べてみて、お好みの味を見つけてはいかがでしょう。


トップページ
ご利用にあたって
沖縄県酒造組合とは